こんにちは、ゆきです。
2019年ぶりにディズニーランドに行ってきました。
久しぶりだったのですが、システムが大きく異なっていて結構戸惑ってしまいました。
ファストパスがなくなりスタンバイパスという新しいシステムになっていたり、レストラン予約が必要だったりと仕組みが以前と違います。この記事は「久しぶりにディズニーランドやディズニーシーに行くけど不安…」という方のお役に立てましたら幸いです。
ディズニーランドやディズニーシーのパークチケットについて
以前は料金が一律でしたが、現在は入園日によってチケット代金が異なる変動価格制になっています。
パークチケットの料金
開園時間から閉演時間まで1日楽しめる『1デーパスポート』の大人料金は7,900円~9,400円です。土日などは平日に比べると少し割高な価格設定になっているようです。
入園したい日によって値段が異なりますので、ディズニーリゾートのページやチケット購入画面で確認してから購入しましょう。
パークチケットの購入方法
パーク前にあるチケット購入ブースは閉まっています。非接触や人数制限の観点からか、現在はオンラインのみでの販売です。
『ディズニーランド』『ディズニーシー』のどちらに行くかの選択と、行く日付を選択して購入します。
ディズニーランドやシーに行くためには事前準備が必須
過去のディズニーランドやディズニーシーでは「当日直接チケットを買って、パーク内で楽しく過ごす」ということが気軽にできていましたが、今は事前にアプリの導入やチケットの購入や必須です。
東京ディズニーリゾート公式アプリTokyo Disney Resort Appをスマホにインストール
東京ディズニーリゾートが公式で出しているアプリ『Tokyo Disney Resort App』を事前にスマホにインストールしておく必要があります。
アプリでできること
- 入園チケットの購入
- アプリ内のチケットQRコードを提示して入園
- 各アトラクション待ち時間の確認
- アトラクションやショップの列に並ぶ権利スタンドパスの取得
- ショーの応募などエントリー受付
- レストランの予約
アプリにログインする
アプリを利用するためには、ユーザー登録をしてログインが必要です。
ディズニーリゾート公式ページでオンライン予約などしたことある人は、そちらと同じユーザーID(メールアドレス)とパスワードでログインできます。
入園チケットとアプリを紐づける
アプリ以外でチケットを購入した場合は、アプリと購入したチケットを紐づける必要があります。アプリと同じ同じユーザーID(メールアドレス)を使ってディズニーリゾートの公式のホームページで入園チケットを購入すれば、アプリにもチケットが反映されます。
また入園チケットはアプリからも購入することができます。
1人がまとめて複数人のチケットを購入した場合は、アプリ内のグループ作成からチケットを共有したいメンバーを招待することができます。
グループを作成するとチケット情報が共有されるほか、スタンバイパスをまとめて取得することができます。
メンバーの追加はアプリ内からできます
アプリのQRコードをスキャンして入園する
入園日当日はQRコードをスキャンしてパーク内に入ります。
上に載せた画像のチケットをタップすると、入場に必要なQRコードが表示されます。
各アトラクション待ち時間の確認
各アトラクションの待ち時間がどれくらいなのかもアプリで確認することができます。
人気のアトラクションやショップは、アプリからスタンバイパスを取得しないと並ぶこと自体できません。スタンバイパスについては下記で説明していきます。
スタンバイパスについて
ファストパスがなくなり、今はスタンドパスというシステムになっています。
スタンバイパスとは
スタンバイパスとは、列に並ぶことができる権利のことです。ファストパスは優先的にアトラクションに乗れる権利とは大きく異なります。
ファストパスを持っていなかった場合は時間はかかるけど列に並べばアトラクションに乗ることができましたが、スタンバイパス対象のアトラクションはパスを持っていないと並ぶこと自体できないので乗ることができません。
ファストパス同様にスタンバイパスも利用できる時間が決められています。指定された時間にアトラクションに行くということは変わらないです。
取得したスタンバイパス
時間ごとスタンドパスの発行枚数が決まっているため、何時間も並ぶということはありません。
『スタンバイパスがある方のみご案内中』となっているアトラクションには、スタンバイパスを持っていないと乗ることができません。そのため確実に乗りたいアトラクションはスタンドパスを取得するようにしましょう。
スタンバイパス対象のアトラクションでも、朝一は入園者数の人数が少ないためパスがなくても列に並べる可能性があります。またスタンドパス発券が終わった後の夜遅い時間帯は、普通に列に並べる状態になることもあります。
その日の混雑状況などによっては異なってきますので、当日パーク内で確認してみてください。
スタンバイパス対象のアトラクション
日によって、そのアトラクションがスタンバイパス対象か異なりますので事前にチェックすることをおすすめいたします。
\ 公式ディズニーリゾート/
スタンバイパスの取得について
当日パーク内でアプリから取得することができます。位置情報で管理されているため、自宅などから取得すると『パーク内で取得してください』というようなエラーが出て事前取得はできません。
またファストパスと同様、スタンバイパス取得後一定時間空けないと2つ目のスタンバイパスを取ることができません。
2つ目のスタンバイパスが取得可能になるタイミング
1つ目の取得から2時間経過後もしくは、2時間経過しない間に1つ目に取得したスタンバイパスのアトラクションの指定時間がきた場合は1つ目のスタンバイ指定時間になった瞬間に、2つ目のスタンバイパスを取ることができます。※ただし後者は1つ目の取得から60分経過している必要あり。
1日にスタンバイパスを取得できる回数は
ひとつ上に書いた取得可能になるタイミングさえクリアしていれば、1日何回でもスタンバイパスを取ることができます。また2022年3月現在では、同じアトラクションのスタンバイパスを取得することもできます。
ただしスタンバイパスが発行されているのは人気アトラクションだけのため、すぐに1日の配布枚数が終了してしまうということがあります。そのため何回も取得するというのはしたくてもできない可能性が高いです。
ディズニーランドの新アトラクションである美女と野獣“魔法のものがたり”などは午前中の朝早いうちに発券が終わってしまうことも多いようです。
グループでスタンバイパスを取得する方法
メンバーを登録しておけば、メンバーのスタンバイパスをまとめて取得することができます。
メンバーの名前が表示されるので、スタンバイパスを一緒に取りたいメンバーを選択し確定を押すとまとめて取得することができます。取得すると相手のアプリにも共有されます。
ショーのエントリーについて
ショーを見たい場合もアプリからエントリーが必要です。
レストランの予約について
混雑を避けるため事前予約が必要なレストランが多いです。
ディズニーホテルに宿泊する方は前日特典あり
ディズニーリゾートのディズニーランドホテル・ミラコスタホテル・アンバサダーホテル・トイ・ストーリーホテルに宿泊する方は、宿泊予約特典として利用する前日の20:59までに、レストラン予約をプランに追加することができます。
私は予約することを失念しており、行きたいレストランが全枠満席になってしまっていました。なんとかならないかと思い、『東京ディズニーリゾートについてのお問い合わせ窓口』に電話で問い合わせたところ、キャンセルが出れば予約できるようになるためご利用日前日20:59までこまめにチェックしてくださいという回答をいただきました。
キャンセル待ちに期待をしたのですが、結局空きがでず予約することができませんでした。そのため行きたいレストランがある場合は早めの予約をおすすめします!
レストランの予約が宿泊予約特典となっています。オプションではケーキやお花をお部屋に届けるサービスを付けることができます。
プライオリティ・シーティング(事前予約)について
ディズニーホテルに宿泊しない方でも、ご利用希望日の1ヵ月前10:00~ご利用日前日20:59の間にレストランの事前予約をすることができます。
公式アプリ『Tokyo Disney Resort App』の『レストラン受付』から希望の日時と時間帯を選んで予約をします。
希望の日時が満席だった場合でも、キャンセルがでれば予約できるようになるそうです。
レストランの当日予約について
利用日当日の予約は朝9時からアプリやオンラインWEBからできるようになります。
当日予約もできなかった場合
私の場合は結局当日予約もできなかったのですが、レストランに直接行ってみたところ「キャンセルが出ているのでそのまま列に並んでお待ちください」とご案内され、無事にお食事をすることができました。
なかなかアトラクションとの兼ね合いで事前予約が難しい場合もあるかと思います。予約ができなかった場合は、直接レストランに行って聞いてみることをおすすめいたします。
レストランのメニューについて
今回はディズニーランドのレストランとホテルミラコスタのレストランに行ったのですが、どちらも紙のメニューはなく、スマホでQRコードを読み取りWEBでメニューを確認する仕組みになっていました。
定員さんからメニューが書いてあるページURLのQRコードを見せていただき、スマホで読み取ってページを開く必要があります。
自分のスマホにQRコードを読み取るアプリが入っていない方は、事前にQRコードを読み取るインストールしておくといいでしょう。
パーク内ではキャッシュレス決済が推奨されている
非接触かつスムーズに会計ができるようディズニーリゾートでは、キャッシュレス決済が推奨されているようです。
利用できるキャッシュレス決済
- クレジットカード決済
- QUICPay/QUICPay+
- ID
- Suicaなどの交通系IC
現金を一切持っていなかったのですが、レストランやお土産ショップはもちろん、ワゴンなどでもキャッシュレス決済を利用することができました。
一部利用できないサービスもあるようなので少しは現金を持って行った方がいいかもしれませんが、基本的にクレジットカード1枚あればOKです。
2022年5月よりディズニーのアトラクション優先券が有料化へ
※2022年7月30日追記
ユニバは数年前からアトラクション優先券であるエクスプレスパスは有料での購入が必要でしたが、ついに2022年ディスニーランド・ディスニーシーでもファストパス(アトラクション優先券)の有料販売が導入されることなりました。
ディズニー・プレミアアクセス
ディズニー・プレミアアクセスは、2022年5月19日よりディズニーランド・ディズニーシーで導入されたアトラクション優先券の名称です。
ファストパスがあった時代は入園後にファストパスを無料で取得できましたが、現在のディズニー・プレミアアクセスはファストパスと仕組みは同じですが、入園後に購入が必要となります。
すでにファストパスのサービスは終了しているため、現在は有料のディズニー・プレミアアクセスと、無料のスタンバイパスの2つを上手に駆使してアトラクションに乗るのがいいでしょう。
ディズニープレミアアクセス対象のアトラクション
ディズニー・プレミアアクセス(有料のファストパス)が利用できるアトラクションは限られています。
現在は以下の3つのみです。
- 美女と野獣“魔法のものがたり”(東京ディズニーランド内のファンタジーランド)
- トイ・ストーリー・マニア(東京ディズニーシー内のアメリカンウォーターフロント)
- ソアリン:ファンタスティック・フライト(東京ディズニーシー内のメディテレーニアンハーバー)
ディズニープレミアアクセス料金
料金は一律1アトラクション1人2,000円となっています。
ユニバは繁忙期や閑散期によってエクスプレスパス(アトラクション優先入場券)の値段は変動しますが、ディズニーリゾートは一律です。
買いやすい価格帯で非常に良心的だと思いました。
無料のスタンバイパスと有料のディズニープレミアアクセスパスを使って効率よくパークを回るのがいいですね。
ファストパス有料化についての意見
ディズニー・プレミアアクセスの導入により、アトラクション優先券が有料になったことに対してはみなさん賛否両論あるようですね。
芸人さんのかまいたちと元AKBの指原莉乃ちゃんが司会を務める『超無敵クラス』という10代にスポットを当てた番組では、この有料化について高校生たちにインタビューをしていました。
テレビを見る限りだと、有料化に反対している学生さんが多かったです。
たしかに今まで(特にこのような渦中になる前まで)のディズニーでは、高校生(特に首都圏に住む高校生)などが一番パワフルかつアクティブに効率よくパークを楽しんでいた印象があります。
効率よくパークを周る知識や体力があるので、1番ディズニーを楽しめていた世代ではないでしょうか。
一方外国から来た観光客や、日本でも遠方から来たファミリーなどは、高校生たちより効率よくパークを周れていなかったかもしれません。
せっかく遠くからディズニーに来ているにも関わらず、十分に楽しめていなかった可能性があると思います。そのため、私はファストパスの有料化については非常に賛成です。
パークの入園料もどんどん値上がりし10代がパーク自体に行きづらくなってるという現状もありますが、他の娯楽も多いですし、有料のファストパスがないと絶対に乗れないというわけではないため、パークに来園するお客さんたちの平等さが増してよかったのではないかと思っております。
ユニバの有料ファストパスであるエクスプレスパスは、繁忙期は非常に高額です。それを考えるとディズニーはとても買いやすい価格設定となっております。
ユニバのエクスプレスパスについての記事も書いてあるので、もしよろしければご覧ください。
まとめ
とにかくパーク内ではスマホが必要になります。位置情報も使うことから機種によってはバッテリーの消耗が激しいかもしれません。
モバイルバッテリーを持って行ったり、列に並んでいる間やアトラクションに乗っている間など使わない時はこまめにスマホの電源を落とすなど、スマホのバッテリー残量をコントロールすることをおすすめいたします。
お子さんがまだ小さくスマホが持っていない場合は、お子さんのチケットもご両親のスマホで管理するようです。
入園前には荷物チェックと一緒に検温がありました。またジャングルクルーズの座席には飛沫防止シートが設置してあったりレストランでもアクリルボードが置かれていたりと、安心してディズニーの世界を楽しむことができました。
私のように久しぶりにディズニーに行く方が少しでも戸惑わないよう、この記事がお役に立てましたら幸いです。素敵なお時間を過ごしください。