こんにちは。ゆきです。
SINGの第2作品目である『SING/シング: ネクストステージの日本語吹替え版』を昨日見てきました!
本記事では映画の感想レビューを書いていきます。ストーリーのネタバレは含みませんので、安心してご覧ください。
前回のSING以上に、今回のSING2は日本語吹替の声優陣が豪華すぎました。意外な方まで声の出演をされていたので、声優さんについても書いていきたいと思います。
SING/シング: ネクストステージとは
『SING/シング: ネクストステージ』は、映画SINGシリーズの第2作品目の作品となります。
映画SINGとは
SINGはアメリカの映画製作および配給会社であるUniversal(ユニバーサル)とアメリカのアニメーション映画製作会社のIllumination(イルミネーション)のタッグが制作したコンピュータアニメーション映画です。
イルミネーションはミニオンシリーズを制作している会社としても有名です!
『SING』 は映画名の通り、劇中も様々な音楽が流れたり歌ったりと、ミュージカルの要素が加わったエンターテイメン性の高い作品です。
SINGは2016年に公開された映画、現在ではNetflix (ネットフリックス)などでも視聴することができます。
最新作SING/シング: ネクストステージの公開日
第2作『SING/シング:ネクストステージ』は、2022年3月18日(金)より公開されております。
私は3月20日に劇場で見てきました。
SING/シング: ネクストステージのストーリー
前作の『SING』メンバーが、新しい地で無謀とも思われるほどのビックで壮大なステージを作りあげる物語です。
映画を見た感想
前作の『SING』も大好きだったのですが、今作も納得の完成度でした。歌あり、笑いあり、感動ありで大満足です。前回よりさらにスケールが大きく、新しいことにも挑戦したりとパワーアップしたメンバーを見ることができます。
メンバーの新たな魅力を見ることができましたし、新しいメンバーも加わりミュージカルも見ごたえがありました。
そしてやっぱり、「諦めないことの大切さ」や「音楽のすばらしさ」を改めて感じました。
劇場公開している間、何回か見に行きたいと思っています!!
日本語吹替の声優陣が豪華すぎる
SING/シング: ネクストステージはとにかく声優陣が豪華すぎました。
公開の数週間前に発表されたB’zの稲葉さんのキャスティングにも驚きましたね。
私もB’zの稲葉さんのお声を聴きたくて映画を見に行きました!!
日本語吹替の声優さんをご紹介します。
内村光良さん
主人公のコアラ、バスター・ムーンはお笑い芸人さんの内村光良さん。ムーンの可愛さとみんなをまとめる行動力、時に見せる弱さ、完璧に演じていらっしゃいます。
『THE 座長』といったイメージにぴったりです。
シング2ではムーン劇場の支配人という地位になっているにも関わらず、愛嬌や可愛らしさは健在です!今回も冒頭から笑顔になってしまうようなムーンさんらしさ盛りだくさんでした。
坂本真綾さん
SING2でもキーパーソンであるブタのロジータ役は、声優の坂本真綾さん。
坂本真綾さんはFF13のライトニングや、マクロスFのシェリルなどゲーム・アニメでは超有名な声優さんです。さすがの演技力と歌唱力でした。
シングの吹替え版が声優×歌と言われるだけあって、真綾さんの演技・歌ともに魅せられてしまいました。ロジータは大家族の間ママでありながら、夢を叶えステージに立つ姿はママ世代にも響くのではないでしょうか。
長澤まさみさん
ヤマアラシのアッシュ役は、女優の長澤まさみさんです。
今回の映画では重要な役割を担っています。歌唱力も素晴らしく、強い心を持ったアッシュに心を打たれました。
大橋卓弥さん(スキマスイッチ)
ゴリラのジョニー役はスキマスイッチの大橋卓弥さん。ミュージシャンだけあって歌唱力はもちろん、演技もお上手です。最初に前作のSINGを見た時、歌うまで誰が声をやっているのか全然わかりませんでした。
MISIAさん
内気なゾウの少女ミーナは歌手のMISIAさん。ミーナは歌唱力がすごい役なのですが、そこはさすがのMISIAさんです。
大地真央さん
主人公のバスターが劇場支配人を志すきっかけとなる、かつての大女優ヒツジのナナ役は大地真央さん。
さすが元宝塚の方だけあって、演技・歌ともに完璧でした。
田中真弓さん
イグアナの老婆ミス・クローリー役は田中真弓さん。『SING/シング: ネクストステージ』では前作の『SING』以上にミス・クローリーは大活躍されています。
ミス・クローリーが画面に映るだけで笑顔になってしまいました。今回の作品でますます大好きなキャラになりました。
田中真弓さんはONE PIECEのルフィー役で有名な声優さんです。普段はルフィーやドラゴンボールのクリリンなど少年の声しか聞いたことがありませんでしたが、ミス・クローリーのチャーミングな老婆声もされるなんてさすが大物声優さんだなと感じました。
ぴったりな役です。
私はミス・クローリーが好きすぎてつらいです。家でもモノマネをしているほど、彼女の愛嬌としぐさ・表情・真面目な1面、ぶっ飛んでいる姿、可愛すぎてたまりません。あんなおばあちゃんになりたいな!
斎藤司さん(トレンディエンジェル)
『SING』メンバーでは唯一底なしの明るさを持ったブタのグンター役はお笑い芸人の斎藤さんです。斎藤さんは歌もお上手ですし、陽気なグンターにはかなりのハマり役です。
以上までが前回と変わらない主要メンバーです。ここからは今回のSING/シング: ネクストステージから参加されたメンバーをご紹介いたします。
アイナ・ジ・エンドさん(BiSH)
天真爛漫でちょっぴりわがままなオオカミのポーシャ役は、BiSHのアイナ・ジ・エンドさん。
とにかく喋っているハスキーな声が可愛く、歌声も最高でした。自由なポーシャ役にぴったりでした。
BiSHの曲好きでよく聞いてたけど、もっと好きになった!!完全に歌声のとりこになってしまいました。
ジェシーさん(SixTONES)
ゾウのアルフォンゾ役は、SixTONESのジェシーさん。今まで歌声を聴いたことがなかったのですが、澄み切った美しい歌声で感動しました。
SixTONESは歌唱力・パフォーマンス力ともに優れたグループなんですね!
木村昴さん
バッファローのダリウス役には声優の木村昴さん。さすがヒプノシスマイクの声優さんですね。歌唱力演技とにもぴったりでした。木村さんは前作では、オーディションに合格したカエルの3人組の1人を演じていらっしゃいましたが、今回は全く別の役での出演です。
山寺宏一さん
前回は『SING』の主要メンバーであるネズミのマイク役で出演されていましたが、今回は全く別の役をやっていらっしゃいました。手の振付師・サルのクラウス役です。
さすが変幻自在な山寺さん。
akaneさん
ストリートダンサー・ヤマネコのヌーシー役には、バブリーダンスの振付で有名なakaneさん。ダンサー役のため歌うシーンはありませでしたが、声が素敵でぴったりの配役でした。
大塚明夫さん
今作のキーパーソンであるオオカミのジミー・クリスタル役は大塚さん。数多くのアニメやゲームに出演されている声優さんです。演技は最高で、渋さがたまりませんでした。
井上麻里奈さん
オオカミのジミー・クリスタルのアシスタント役、イヌのスーキー役は井上さん。井上さんは数多くのアニメ作品に出演されており、進撃の巨人のアルミン役など男性キャラクターもできる声優さんです。
林原めぐみさん
報道を担当するニュースキャスター、ウマのリンダ役は林原めぐみさん。林原さんと言ったら、エヴァンゲリオンの綾波レイや名探偵コナンの灰原哀ちゃんが有名ですね。
最後のエンドロールを見るまで、林原めぐみさんが出演されていたことに気が付かなかったです。
エンドロールみて綾波!!ってなった。笑
佐倉綾音さん
ブタのロジータの子供役を演じられているのは佐倉綾音さん。佐倉さんも多くのアニメでご活躍されている声優さんです。私は『神様になった日』のひな役がすごい好きでした。
山下さんとはヒロアカコンビですね!!
山下大輝さん
クリスタルに仕えるネコのジェリー役は山下大輝さん。弱虫ペダルの小野田坂道役で有名となり、今ではポケモンなど数多くの主役級の役をこなす声優さんです。山下さんの作品はかなりの数見ているはずなのですが、エンドロールでお名前が出るまで気が付きませんでした。
ネコのジェリー役、お似合いでした!!!!
稲葉浩志さん
今回のストーリーでかなり重要な役柄であるライオンのクレイ・キャロウェイ役はB’zの稲葉さん。吹替声優初挑戦ということでしたが、控え目にいっても最高でした!
最初に喋るシーンまで楽しみすぎてずっとドキドキしてました!!
声を聴いた瞬間、クレイのイメージ通り!!
稲葉さんはライブを途中で中断せざるおえなくなったほど声がでなかった時期もあったので、歌えないクレイの気持ちも自分自身に置き換えて演じられたのではないでしょうか。
声も素敵で、なにより素晴らしい歌声でした。
個人的なオススメなポイント
映画が好きな人も声優さんが好きな人も、ミュージカルが好きな人もみんな楽しめる作品です。見ているだけで自然と踊ってしまいそうになるほど楽しかったです!
B’zの稲葉浩志さんの吹替声優に注目
B’zファンにはたまらないと思います。ギターを弾いているシーンもありますが、残念ながらギターの音は松本さん(Tak Matsumoto)ではありませんでした。
ファンなら1度は見たい作品ですね。絶対、稲葉さん目当てで劇場に行かれた方も多いはず!
ミス・クローリーが可愛すぎる
ムーンさんの元で事務員を務めているイグアナの老婆、ミス・クローリーがとにかく可愛かったです。オシャレをしているシーンや、ムーンさんの代理としてミュージカルの指揮をしたり、公演中の音響をやったりと、今回の作品ではご活躍されています。
言葉使いや行動すべてが愛おしく、『SINGシリーズ』には欠かせないキャラクターになっていました。
前作との違い
『SING』と『SING/シング: ネクストステージ』との違い
宮野真守さんは出演していない
ムーンの友人、ヒツジのエディは今回の作品では登場しません。そのため、エディの声優さんである宮野さんの出演はありませんでした。
ネズミのマイクがいない
山寺宏一さんが声をやっていたネズミのマイクは今回の作品には登場しませんでした。
マイクのことについて触れるシーンもなかったため、現在なにをやっているかは劇中では明かされませんでした。今後の『SINGシリーズ』でまた登場するかもしれませんね。
SING/シング:ネクストステージ4K Ultra HD+ブルーレイが発売
※2022年8月22日追記
7月22日に発売されたSING/シング:ネクストステージ 4K Ultra HD+ブルーレイ [4K ULTRA HD + Blu-ray]購入しました。
日本語吹替キャストによる曲が収録されているのですが、残念ながらクレイ・キャロウェイ(稲葉浩志さん)が歌う曲は特典映像にはいっていませんでした。
同じくアルフォンゾ:ファレル・ウィリアムス/ジェシーさん(SixTONES)、ポーシャ:ホールジー/アイナ・ジ・エンドさんも同様です。
大橋卓弥さん(スキマスイッチ)の歌う曲は収録されていたので、大人の事情で何かあるのかもしれません。笑
最後に
『SINGシリーズ』は落ち込んでいる時に見ると明るく前向きになることができるような、元気と感動をくれる作品です。コンピュータアニメーション映画が苦手という方でも、テンポがよく、歌や動物たちの可愛さで癒されることでしょう
前作の『SING』をまだ見たことがない方は、Netflix (ネットフリックス)などでも見ることができるので気になった方はチェックしてみてください。
『SING/シング: ネクストステージ』は前回を見ていない方にとっても楽しめる映画でしたので、見たことない人にもおすすめの映画です!
この記事がどなたかのお役に立てましたら幸いです。