こんにちは。ゆきです。
最近Twitterで『生理貧困』というキーワードがしばしばトレンドに入っているのを目にすることがあります。私は5年ほど前から月経コントロールができるようになり、生理用の使い捨てナプキンをしばらく買ったことがなく生理期間中もほぼお金がかかりません。
月経コントロールについては完全に自己流のやり方ですが、女の子の日・生理関係でお悩みの方の参考になればと思い本記事を書きました。
生理貧困とは
生理貧困という単語を初めて目にしたのは、Twitterトレンドワードでした。経済的な理由で生理用品を購入することができなったりすることを整理貧困というようです。
一般的に生理は毎月1回くるため、使い捨てナプキンや専用ショーツの購入などほとんどの女性が毎月生理による出費があるかと思います。ただでさえ生理期間中は体の不調や精神的な負担やがあるにも関わず、経済的な出費まであるのは理不尽あな気さえしてきますね!
生理期間中の出費を解消するためには
生理期間中の出費を解消するためには、2つしかないと思います。
- 国や自治体が希望者に対して無料配布してくれるような制度を作る
- 月経コントロールして使い捨てナプキンを使わなくても生理中過ごせるようにする
上記【1】は国や自治体が動いてくれないと解決できない問題のため、今回は上記【2】の月経コントロールについてご紹介していきます。
月経コントロールとは
月経コントロールとは簡単に言うと、尿や排便と同じようにトイレで経血を出し、それ以外は膣の中に溜めておくという方法です。
私は5年ほど前に『月経コントロール』という単語を知り、その単語を知った瞬間から経血のコントロールができるようになりました。
月経コントロールをするためには骨盤底筋を鍛える必要があると聞きますが、膣部分の筋肉を鍛えるというより意識さえすれば誰にもできるのではないかというのが私の考えです。
※あくまでも個人の考えです。根拠もなくソースは完全に自分自身です。

でも全く筋トレをしていない私が一瞬できるようになったのも事実です!!
生理期間中、ずっと意識していなければいけないということではありません。意識することを一瞬覚えただけで、膣内に経血を溜めておけるようになったのです。
皆さんも尿や排便は意識をしなくても垂れ流しになったりせず、毎回トイレで出していらっしゃいますよね。赤ちゃんの時はおそらく垂れ流しだったと思います。でも成長するにつれて尿や排便はトイレでするものだといつしか体が覚えて、今ではそれが当たり前にできています。
それと全く同じ感覚です。一度その感覚を覚えたら基本的にトイレでしかでなくなりました。寝ている間も基本的には出てきません。
月経コントロールのやり方
完全に自己流ですが、私の場合は以下のことをイメージするだけでできるようになりました。
膣を締めるイメージを意識する。お尻の穴には力を入れず、膣の穴だけピッタリ締めるような感覚です。ピッタリしめるといってもギュッと強くしめるのではなく、手のひらと手のひらをぴったりくっつけるように優しく締めるイメージ。
これを意識するだけでできるようになりました。
経血はどうやって排出するのか
月経コントロールができるようになると、トイレに行ったときだけ経血が出るようになります。私の場合、尿と一緒に排出しています。尿とともに経血がドバっとでてきます。血の塊のようなものが出て、血の海のような色になります。
しかも一気に大量の経血が出るためスッキリします。
骨盤底筋を鍛えたり、膣を締める膣トレはしなくてもOK
私の場合は月経コントロールのために骨盤底筋を鍛えたり、膣を鍛えたりは一切していません。
排尿や排便をするために、筋肉を鍛えたりは一切していないですよね。それと同じで月経コントロールには膣トレはいらないというのがあくまでも私の考えです。
トイレ以外で経血がでることは一切ないのか
答えはNOです。圧倒的に機会は少ないのですが、やはりふとした瞬間の日常生活の中で少し経血が出てしまうことがあります。
経血がいっぱい膣内に溜まっていても、尿意や便意などのように『トイレに行かなければいけないサイン』がありません。そのため本来溜めておけるキャパ以上の経血が膣内に溜まってしまった場合でも、『出さなければいけないサインやタイミング』がわからず、自然に出てきてしまうことがあります。
予期せぬタイミングで経血が出てしまう時のために、生理期間中は布ナプキンを着用をすることをおすすめいたします。
布ナプキンとは
使い捨てナプキンと異なり、布で作られた洗って何度も使えるナプキンのことです。楽天市場などで購入することができます。


布ナプキンのメリット
- 洗って繰り返し使うことができる
- オーガニック素材で作られていることが多く肌荒れをしにくい
- 通気性があるため蒸れにくい
- おりもの対策などにも使える
- 長年使うことができるのでコスパがいい
一般的に布ナプキンを使うと子宮が温められ、『生理痛が緩和される』』『冷え性が改善される』と言われていることが多いです。しかし私は5年以上着用していますが、子宮が温かくなっているというという感覚は一回も味わったことがありません。
布ナプキンのデメリット
- 洗うのがめんどくさい
- 持ち運びがめんどくさい
- 一定枚数揃えるためにはお金がかかる
- 売っている店が少ない
洗うのが面倒くさくて布ナプキンが続かないという方も多いはずです。また使い捨てはないため、使用済みを持って帰ってこなければいけないという不便さもあります。
また使い捨てナプキンはスーパーでもコンビニでも薬局でも手軽に手に入れることができますが、まず布ナプキンを売っている店があまりなく買いづらいというデメリットもあります。
私がおすすめする布ナプキンと洗い方
上記のように布ナプキンは『揃えるまでにある程度の費用がかかる』『洗うがめんどくさい』という部分がありますが、布ナプキンを使い出すと使い捨てナプキンが使いたくなるほどの魅力があります。
私がおすすめする布ナプキンと洗い方をご紹介します。
布ナプキンの選び方
布ナプキンの中には、大量の経血が出ても受け止められるよう何層にも布や防水布を重ね合わせたものがあります。


↑こちらの商品は7層にも布がかさなっている布ナプキンです。
何層にも重なった布ナプキンはたっぷり経血を吸収してくれる能力があるので安心ではありますが、とにかく洗うのが大変です。奥まで染みこんだ経血を洗わなければいけません。
私も月経コントロールができるようになる前から、布ナプキンを使用したのですがとにかくお洗濯がイヤでたまりませんでした。



何層にも布が重ねられた厚みのある布ナプキンは、本当に洗うのが大変です。


布ナプキンの洗い方は、このようなセスキ炭酸ソーダの粉末を入れたバケツなどの水に1日程浸けて経血を落としていくというやり方が一般的です。経血が落ちたあとに洗濯機をかけてから干す、ここまでがお洗濯の流れです。私の場合は1日以上浸けても落ちなかったこともありましたし、何より浸けている状態を誰かに見られたるのがすごいイヤでした。
そこで私が考えた布ナプキンの選び方と洗い方はこちらです。
洗うのが楽ちんな布ナプキンを選ぶ
私はガーゼ2枚と中にネル素材が入った3層のナプキンを使っています。防水布も入っていません!厚みがそこまでないナプキンは経血を吸っている量も少ないため、簡単に汚れを落とすことができます。
心配な時は3層のナプキンを2個重ねて使うことです。2枚重なることによって経血がたくさん出てもしっかり受け止めてくれます。
洗う時は別々に洗うことができるので、1枚に吸収された経血の量自体はそれぞれ多くないため、1個に7層も布が重なっているような布ナプキンを洗うより簡単に経血を落とすことができます。
生理の経血を落とすためのおすすめ洗剤
様々なデリケート用品用の洗剤を使ってきましたが、100均のDAISO(ダイソー)で購入できる、ランジェリー洗剤が圧倒的に経血が落ち大変おすすめです。




100円ショップの商品ですが、有名メーカーのランジェリー用洗剤より断然綺麗になります。
使い方は超簡単!簡単に汚れている部分を濡らし、その上からダイソーの洗剤をかけるだけです。水でもお湯でも濡らしたことがありますが効果にほとんど差がありません。
かけてから15分から30分くらい放置して、汚れた部分をこすれば嘘のように経血が消えます。それでも消えない場合は2回~3回繰り返せばほぼ消えます。
セスキ炭酸ソーダや他社のランジェリー洗剤の比にはならないほど、さっと綺麗になります。しかもこのダイソーの洗剤は、超優秀で過去に下着についてしまった経血の汚れなどもしっかり落としてくれます。
ダイソーの洗濯用品が売っているエリアあたりに置いてありますが、店舗によってはなかったり時期によって置いてなかったりすることがあるので、私は見つけたらストックも購入するようにしています。
100均一で購入することができるのでコスパも抜群です。
経血だけではなくおりものにも使えます。
布ナプキンはどこで買っているの?
私はメルカリやPayPayフリマなどでハンドメイドしている方から購入しています。楽天市場などに出店されているものより、格安で手にが入るからです。
最近購入したダブルガーゼ2枚+ネル素材の3層で作られた布ナプキン。フリマサイトで10枚1,800円(送料無料)ほどで購入できました。楽天やAmazonで購入するよりお値段が安くコスパがいいです。


複数の方から購入したことがありますが縫製がひどいものなどはありませんでした。あくまでも個人のハンドメイドなのではメルカリやPayPayフリマの評価などを参考にして選んだほうがいいかもしれません。
ハンドメイド品は心配という方はAmazonや楽天市場などでも購入することができます。
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おりもの対策にもおすすめの布ナプキン、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
月経コントロールは雑菌が繁殖して体に悪い?
膣内に経血を長時間溜めていると雑菌が繁殖して、体に悪いのではないかという意見をよく見ます。私は医療関係者や専門家ではないため真意はわかりませんが、使いしてナプキンに血液が長時間ついている場合でも雑菌が繁殖しやすくリスクはかわらないのではないでしょうか。
何時間も膣内で経血を溜めているわけではなく定期的にトイレで排出するので、ナプキン上で雑菌が繁殖するより衛生的ではないのかなと感じております。※あくまでも個人の主観です。
最後に
私の場合、月経コントロールができるようになったら生理期間中も不快感を感じる機会が少なくなり快適に過ごすことができています。
自分にあっているか、すぐにできるようになるかは個人差があるかと思いますし、実際試してみないとわからないかもしれません。生理のお話、女の子のお話はあんまり相談しにくい内容のため、本記事がどなたかのお役に立てましたら幸いです。
経血が多い生理2日目などは布ナプキンだけで過ごすのが不安な方でも、終わりかけや生理はじめにトライしてみたらいかがでしょうか。
布ナプキンの魅力にどっぷりはまっているゆきでした。今回も最後までご覧いただき誠にありがとうございました。